クリーニングのプロが答えるQ&A困った時の応急処置

窓際でカビの繁殖を防ぐ方法を教えてください

我が家の掃除の仕方は「メラミンスポンジ」で拭くのみです。いろんな商品がホームセンターなどで売られています。

窓際といえば、そう「カーテン」、ではなく、網戸です。これから夏場にかけて窓を開放し、網戸にするという方も増えます。網戸を是非、チェックしましょう。
網戸は目が細かく、表面積が広いため汚れが付きやすいです。実は網戸側の窓の方が、網戸がない方の窓より汚れています。それは網戸の汚れが雨などではじき、窓に付いてしまうからです。
カビは湿気も大好きですが、ホコリや汚れも大好きです。網戸の汚れがサッシやカーテンに移り、カビを繁殖させてしまします。
こまめに窓を掃除する人はいるみたいですが、同時に網戸を忘れずに掃除してください。

シミの応急処置方法を教えてください

ゴシゴシ拭き取るのはNG。乾いたティッシュペーパーやペーパーナフキンにそっと移していくイメージで、吸い取ってください。

シミがつくと咄嗟にゴシゴシと拭こうとしがちですが、そうすると汚れが繊維の奥まで浸透してしまい、かえって落ちにくくなってしまいます。決して擦らずに、乾いたティッシュペーパーやペーパーナフキン等に、シミを広げないようにそっと汚れ(シミ)を移していくイメージです。固形物などはつまんで取り除いてください。そして翌日には必ず洗いましょう。何日も放置するのは禁物です。シミの成分が変化し、繊維や染色に悪い影響を与えます。